佃眞吾展

ヨーロッパの銀器から着目を得たサルヴァシリーズ。
制作すればする程に佃氏ご自身の形へと変化して行きました。
それは古来より海を渡り異文化が往来を経て
今に至る瞬間を垣間見ているかのようで面白さを
直に感じる取り組みでありました。
しかしながら、それはそれでと日本らしさの形を
昂然と探求し続けられる姿勢はブレる事を知らず
突き進んでいます。
時折、同心を知る作家をご紹介下さる佃氏より
型絵染作家である関美穂子さんとの2人展のご縁も賜り
今回は別会場Zplusでの同時開催が叶う運びと相成りました。
どうぞ御高覧頂けますと幸いでございます。

佃眞吾展
会期: 2022年7月16日(土) – 7月24日(日)
会場: 昂KYOTO
時間: 12:00-18:00 会期中無休
作家在廊予定: 7/16,17,24

関美穂子展
会期: 2022年7月16日(土) – 7月24日(日)
会場: museum shop Zplus (ジープラス)
時間: 10:00-18:00 (7/19休み)
作家在廊予定: 7/16 15時まで
〒605-0074 京都府京都市東山区祇園町南側570‐107
TEL 075-708-7311
※ZENBI内ミュージアムショップになります。

佃 眞吾 Tsukuda Shingo
1967年滋賀県長浜市生まれ
1990年木工家具職人になる
1992年仕事のかたわら黒田乾吉より木漆一貫仕事を学ぶ(~1996年)
1995年京指物 井口木工所に弟子入り
2004年独立、京都に工房を構える
2005年国展 初入選
2007年国展 国画賞受賞、現在 国画会 会員